Kalafina武道館ライブBD&DVD
7/15に、Kalafina初武道館ライブのBD&DVDが発売されました
以下、長文です。
両日とも2階席後方だったので、映像化を心待ちにしていました。
映像でも鳥肌が立つ、素晴らしい歌声です。
バンドメンバーの演奏も素敵だし、照明や演出も凝っていて、
この歌と演奏を生で聴けた幸せを改めて噛みしめつつ、2枚とも堪能。
通して見たり特に好きな曲を見たりと、もう何度も再生しています。
Red Dayはひーちゃんの喉がやや調子が悪そうに感じていましたが、
映像で見ると、気合いが入り過ぎて力んでたかな?という感じです。
ひーちゃん、冒頭からかなりハイテンションだったし…。
ただ、武道館の音響が良くないという話はよく聞くし、
ひーちゃんの声質が、武道館とはあまり相性が良くないのかも…?
Blue Dayは、Redに引き続き絶好調のわーちゃん、けーちゃん、
そして本来のひーちゃんの歌声を存分に楽しめました。
歌声もですが、3人の表情や動きを見るのも楽しかったです。
Kalafinaは曲に合わせて踊るイメージがあまりなくて、
公演当日も、曲によっては振り付けに結構驚いたのですが、
これは武道館が広い為、後ろの席の人が少しでも見えるようにと、
敢えて動きの大きな振り付けを取り入れたそうなので、
他会場では、こんなに踊ることはないようです。
MCの大半、Red・Blueで初披露された新曲はカットされています。
できればもっと高くても、完全な形で収録してほしかったですが…。
MCのカットは毎回なので、残念ながら方針なのかもしれません。
新曲は、「far on the water」がタイアップ+CD未発売の為、
権利関係の大人の事情が絡んでいるんじゃないかなーと…。
「far…」は収録せず、「ring your bell」だけ収録も難しく、
2曲ともカットになったのではないかと推測しています。
なお「ring…」はCD版がBlueのエンドロールに使われています。
この2曲の映像は、5thアルバムの初回限定盤特典に収録されます。
分割商法等々、一部で散々な言われようをされているみたいですが、
私は元々次のアルバムが出るなら初回限定盤を買う予定だったし、
何らかの形で見れるなら、それでいいです。
(GIZA商法もだいぶ酷かったので、感覚が麻痺してるのかも…)
それと、考え方は人それぞれですが、とりあえず私は、
新曲カットを理由に、このBD・DVDを全否定してしまうのは、
とても勿体ないと思います。
本編はどちらも約2時間で、約20分の特典映像も収録されています。
Redは2014年にパリで開催されたジャパンエキスポ、
Blueは武道館2daysのドキュメンタリーです。
Redは、ライブ映像は少しですが、3人のやり取りが楽しくて満足♪
パリでの熱狂的な歓迎ぶりに、言葉の壁を超えて、
世界各地で人気なんだなあと、感心しながら見ていました。
Blueは、見ているうちにちょっと涙ぐんでしまいました。
書籍やインタビューなどで、歌姫達が、音楽に真摯に向き合い、
たゆまぬ努力を重ねて、壁にぶつかり泣いて、とことん話し合って、
地道に今のKalafinaを創り上げてきたのは知っていましたが、
当然ですが、それを支えるスタッフやバンドメンバーがいて、
ファンはKalafinaの世界を楽しむことができるんですね。
(告知が遅いとかグッズの誤植とか、諸々問題もありますが…)
そして3人が驕ることなく、周囲への感謝を忘れずにいるのを見て、
歌姫達自身も、ますます大好きになりました。
Blu-rayを2枚とも見終わって思い出したのが、
公演後に梶浦さんがブログに書かれていた言葉でした。
あの2日間、あの場所にいられたことは、本当に幸せでした。
「あそこに!私たちも一緒に立てたよね、赤と青の綺麗な旗!」
数年後どころか、もうすでにこんな気持ちになっています(笑)