「Noble Lily」シリーズ
スノゥドロップスの新シリーズ、Noble Lilyの感想です。
以下、ネタバレ込みです。
百合が咲き誇る花園があるウォールデン公爵家の、
次男ヴィンセントと三男バーナードの物語です。
「Noble Lily ~戯れの恋~」(CV:四ツ谷サイダーさん)
破産した伯爵家の末娘で、預けられていた修道院も潰れ、
『花売り』として夜の街に立つことになったヒロイン。
美しさを見初めて買い取り、屋敷に連れ帰ったヴィンセントは、
悦びを教え込み、淑女教育も施していく。
浮気を繰り返し、異国の男性と駆け落ちした母。
惚れた弱みでその放蕩を咎められず、捨てられた父。
そんな両親を見て育ったヴィンセントは、プレイボーイだが、
恋愛に関しては冷めきっていて…。
お金で買われ、着飾られ、身体から始まる関係ですが、
ヒロインの提案で恋に落ちる練習をすることになって、
好きになるまでキスも駄目、というヒロインに従い、
初々しいデートをしている様子が可愛いです。
ヴィンセントが真摯にヒロインにプロポーズするシーンや、
その後のHで緊張しているのも好きでした。
愛情深く少し気が強いヒロインと本気の恋を知らないプレイボーイ。
気持ちの変化が自然で楽しかったです。
「Noble Lily ~僕のフィアンセ~」(CV:かとういつきさん)
ヒロインは公爵令嬢。
バーナードは親が決めた婚約者で幼馴染みだが両想い。
まだキス止まりの二人は、兄と婚約者の行為を偶然覗き見てしまい、
自分達も真似してみることに…。
ヴィンセントと違ってバーナードは年齢が書かれていませんが、
18歳以上なら明記されるだろうし、話し方もやや幼いので、
キャラデザから判断すると、10代半ばくらいでしょうか…?
Hに興味津々で、二人ともませてますねー。
兄達の見様見真似なのですごく初々しいんですが、
バーナードは、手でさせたり、口でしてと可愛くねだったり、
お互い初めてなのにそれやらせる!?と驚きました(笑)
しかも2回目は外でしてるしな…。
基本的に優しいけど、好きなあまり意地悪もしてしまう。
かとうさんの声は素直に好きと言えないバーナードにぴったりです。
バーナード編も、本心をヒロインに伝えるシーンが好きです。
ただ、二人が結婚するのはもっと先の話だろうし、
毎回中で出していいのか…?とはちょっと思いました
こういう、少し古い時代の貴族社会が舞台なのは新鮮だったので、
今後、兄編や父編も出ないかなーと期待しています。