「オカシなグレーテルの物語」
オフライン版、第一部の五章目に当たるクエスト冒頭で一旦止めて、
解放されたヒーロークエストをやっています。
以下、チェシャ猫のヒーロークエストのネタバレです。
メインクエストのネタバレも含みます。
(続きは結構暑苦しいのでご注意ください)
最初にこのヒーロークエストのタイトルを見た時、
てっきりコメディ寄りだと思ってたんですが、
最後は大泣きして、クリア後もしばらく引きずりました…。
オンライン版では、本人達には聞かせられない話だけど、
これって実質ヘングレのサブシナリオだよね、
「チェシャ猫のヒーロークエスト」なのは何で…?
とも思っていたんですが、オンライン版クリア済の今となっては、
うん、これは、チェシャ猫のヒーロークエストですね…。
オンライン版のヘングレメルヘンをクリアした後、
母親の正体がお菓子の家の魔女だったなら、
兄妹を森に捨てた理由が飢饉の口減らしって変じゃない?
魔法で作るお菓子で飢えを凌げたよね?と引っ掛かってましたが、
その疑問は、このクエストで解消されます。
メインクエストを一度クリアしているからこそ、
オフライン版は余計に泣けました…。
メルヘンの構造は、その成り立ちを知っていても、
やっぱり残酷すぎると思う…(ノД`)
この「物語の世界」故の残酷さはその後のメルヘンでも出てくるし、
主人公のエルにも大きく関わる部分なんですが…。
「今」の登場人物達が絶望を乗り越えて希望を掴む手助けをし、
運命が変わることにより、また別の歪みが生まれてしまう問題を、
最終的にどうすることが「正しい」のか…。
オンライン版が続いていたら、そこをもっと掘り下げていたのか、
今でも気になっています。
余談
ヒーロークエスト、口調や相手への敬称とかに、
いまいち統一性がない時があって、若干モヤっとすることが
まあ、メインクエストでもたまにありますが…。
ここら辺は、各ライターさんの問題というより、
監修が甘いスクエニの問題でしょうか…。
私が自称文書きで、その辺は特に気を付けている部分なので、
余計に目に付くのかもしれませんが