EDの数ヶ月後くらいを想定しています。
最後はいつもの感じです(笑)
「クライヴ、ベッドでは時々ちょっと意地悪ですよね」
「!」
(焦らした時の反応が可愛いからたまにやってしまうし、たまにというか今夜もやってしまったし、あくまで愛情の範囲内だと思っていたが、もしかして最近調子に乗り過ぎていたか…?と、瞬時に怒濤の勢いで自問自答をした後、しばらく迷った末の一言↓)
「……嫌、だったか…?」
「あ、いえ、違うんです。責めてるわけじゃなくて…。
クライヴは普段、甘やかし過ぎなくらい私にやさしいから、意地悪な時は、いつもとは少し違うドキドキがあるというか…。
やさしいクライヴも、ちょっと意地悪なクライヴも、どちらも大好きです。
意地悪が毎回だと、困ってしまいますけど…」
「そうか…。俺も独りよがりにならないように気を付けるが、されて嫌なことは、遠慮なく言ってくれ」
「はい、ありがとうございます」
「………」
(↑可憐な天使の笑顔で話を締められ、その愛くるしさと、流石に今は自制しないとという板挟みでぐるぐるしている間にアリアは眠ってしまい、いろいろな意味で苦笑するしかなかった人)
fin.
2020,04,26
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メッセージ
ありがとうございます♪
アリアが自分から押していくタイプではないので、ラブシーンは基本的に、
クライヴがリードしていく流れになっています。
私的設定で、クライヴもアリアも、お互いが初恋かつ初めての相手です。
ただ、ヴァンパイアハンターは職業柄、仕事の情報収集と請負、食事とかで、
酒場などへの出入りはよくあるだろうし、クライヴも実戦に出始めた頃から、
そういった場所で男女のあれこれを聞くともなしに耳にしていたとしたら、
それなりの知識はあってもおかしくないかな?と…。
クライヴのあの容姿なら、10代後半になる頃には、酒場のお姉様方に、
積極的に迫られたりしてそうです。
でもクライヴは彼女達に一切興味がなく、全く相手にしていなかったとか…。
(まあ以前は、対人関係全般がそんな感じだった気もしますが)
クレージュで姫の色仕掛けに至極冷静だったのは、魔物の気配を察していたのと、
グラマラスな女性から一方的に迫られるシチュエーションに慣れていた為、
という私的解釈もありかな、と思います。