天気が崩れそうな12月初旬の買い物帰りというイメージです。
会話のみで甘めです。（というかほぼバカップルな気も…）
勢いだけで書いたので、これはクリスマスネタなのかとか、
かなり唐突に終わってるとかのツッコミはなしの方向で…。
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□折りたたむ
「セイジュ、最近キラキラした飾りをつけてるお店が多いね」
「ああ、クリスマスのイルミネーションだね」
「くりすます？」
「簡単に言うと、神を信じる人達の記念日かな」
「えっ…？」
「そんな顔をしなくても大丈夫だよ。
この国ではその元々の意味より、プレゼントを贈り合ったりパーティをする行事として、楽しんでる人が多いんだ」
「そっか…」
「大きな駅の前では、もっと華やかに飾っている処もあるよ。今夜行ってみる？」
「行く！ 行きたい！」
「お姫様にそう言われたら、お供しないわけにはいかないね」
「うん！ またアイアイカザしようね」
「うーん、今日は寒いから、夜には雪になるかもしれないな」
「雪だとアイアイカザできないの？」
「君はイルミネーションを見たいの？ 僕と相合い傘をしたいの？」
「どっちもじゃダメ…？」
「どっちかだけって言ったら？」
「セイジュとアイアイカザしたい」
「ふふ、いいよ。
イルミネーションを見ながらだと、傘を差してても濡れちゃうかもしれないけどね」
fin.
2010,12,18